電線メーカーのタツタ電線が、実は半導体チップの内部配線に使われる極細のワイヤーまで作っていることをご存知でしょうか。 タツタ電線株式会社は、電力用・産業用・機器用の電線・ケーブルを製造する総合電線メーカーです。 機器用電線・ケーブル事業では、独自の高力銅合金を使用した耐屈曲ケーブル、計装・FAケーブル、放送用ケーブル、高周波同軸ケーブルなどFA・ロボット・放送分野向けの特殊ケーブルに強みを持ちます。 2017年に完全子会社化した高周波同軸ケーブル専業のタツタ立井電線株式会社が、これら特殊ケーブルの製造を担っています。 長年の技術蓄積と品質管理体制により、自動車・電気・通信・産業機械など多岐にわたる分野の顧客に信頼されています。
タツタ電線の機器用ケーブルの主力製品は独自の高力銅合金を使った耐屈曲ケーブル(ロボット可動部用)、計装・FAケーブル、放送用ケーブル、高周波同軸ケーブルです。 当サービスでは主要品種のお取り寄せ・お見積りに対応しており、法人・施工業者様には即日を目安に見積のご回答をしています。
タツタ電線の強みと主要製品の特長
主力製品:高力ケーブル(耐屈曲ロボット用)
高力ケーブルは、引張強さ・繰返し曲げ強さに優れたタツタ電線グループ独自の高力銅合金を導体に使用した耐屈曲ケーブルです。 通常の銅線と比べて耐屈曲性が格段に優れており、センサーのリード線、各種FA機器・工作機などの可動部、ケーブルキャリア、ロボットの旋回部等に使用されます。 UL2854規格のビニル絶縁ビニルシース(-PCVV)とETFE絶縁ビニルシース(-PCTV)の2タイプを展開しています。
- 独自の高力銅合金導体で引張強さ・繰返し曲げ強さに優れる
- 定格30V
- ビニル絶縁ビニルシース(-PCVV)/ETFE絶縁ビニルシース(-PCTV)の2タイプ
主力製品:計装・FAケーブル
計装・FAケーブルは、制御機器や工作機等の固定部から可動部まで使用できる信号ライン接続用ケーブルです。 タツタ電線グループの高周波同軸ケーブル専業子会社タツタ立井電線が製造しており、TRGV・TKVVBSシリーズなど用途別の型式を豊富に取り揃え在庫販売しています。
- 固定部から可動部まで対応する柔軟性・加工性
- TRGV・TKVVBSシリーズなど用途別の型式を展開
- 在庫販売により短納期での手配が可能
主力製品:放送用ケーブル
放送用ケーブルは、映像・音声伝送および電源線用にタツタ電線グループ(タツタ立井電線)が製造するケーブルです。 TPSシリーズ(TPS7182・TPS7222等)をはじめとする型式を展開し、放送局・中継現場での映像・音声・電源の一括配線に使用されます。
- TPSシリーズ(TPS7182・TPS7222等)を展開
- 映像・音声・電源の一括配線に対応
- 放送局・中継現場での使用実績
選定ポイント
- 2024年にJX金属株式会社の完全子会社となった。非鉄金属大手グループの傘下入りにより、原材料調達面での資本的な後ろ盾を持つ点は長期供給の安定性という観点で参考になる。
- 1945年設立の老舗電線メーカーだが、1984年からボンディングワイヤ(半導体パッケージ用微細線)の生産を開始し、2000年には電磁波シールドフィルムも展開するなど、ケーブルだけでなく電子材料事業も主力としている。電線専業メーカーとは事業構成が異なる点は留意したい。
- 生産拠点は大阪工場・京都工場・仙台工場の国内3拠点体制。
- 1958年創業の立井電線株式会社を2014年に子会社化、2017年に完全子会社化し、2019年にタツタ立井電線株式会社へ商号変更。高周波同軸ケーブル・放送用ケーブル・計装用ケーブル等の業務用カスタムケーブルはこのグループ会社が製造を担っている。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| 高力ケーブル | UL2854-OHR-PCVV・UL2854-OHR-PCTV 他 | センサーのリード線、FA機器・工作機の可動部配線、ケーブルキャリア内配線、産業用ロボットの旋回部配線に使用。 | 特殊ケーブル | 詳細を見る → |
| 計装・FAケーブル | TRGVシリーズ・TKVVBSシリーズ 他 | 制御機器・工作機の固定部・可動部の信号ライン接続、計装配線に使用。 | 特殊ケーブル | 詳細を見る → |
| 放送用ケーブル | TPS7182・TPS7222 | 放送局・中継現場での映像・音声伝送配線、電源線配線に使用。 | 特殊ケーブル | 詳細を見る → |
| 高周波同軸ケーブル | S-5C-FB・TCX-5CFWS 他 | 通信機器・計測器・産業用カメラ(Coaxpress対応機器含む)の高周波信号伝送配線に使用。 | 高周波ケーブル | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | タツタ電線株式会社(Tatsuta Electric Wire & Cable Co., Ltd.) |
|---|---|
| 略称 | タツタ電線 |
| 主力品種カテゴリ | 特殊ケーブル、高周波ケーブル |
参考資料・出典
メーカー様へ:掲載内容のご指摘・お取引のご相談はこちらから承ります。
タツタ電線製品の見積・納期はお気軽にお問い合わせください
型番と数量を入力するか、手書きメモや型番リストの写真・PDFを送れます。 日程を決めて相談したい場合は、打ち合わせの枠をその場で押さえられます。
FAX 03-3833-6434 平日 9:00〜17:00
法人・施工業者向け / 1本〜大量ロット対応
よくある質問
タツタ電線はケーブル以外にどのような事業を手がけていますか?
タツタ電線は1945年設立の老舗電線メーカーですが、1984年からボンディングワイヤ(半導体パッケージ用微細線)の生産を開始し、2000年には電磁波シールドフィルムの展開も始めるなど、電子材料事業も主力としています。 電線専業メーカーとは事業構成が異なる点も踏まえて選定の参考にしてください。 ご不明な点は見積フォームまでお気軽にご相談ください。
見積フォームへ進む →タツタ電線株式会社の製品を購入・見積依頼するにはどうすればよいですか?
松本電業株式会社ではタツタ電線株式会社の全品種のお取り寄せ・お見積りに対応しております。 Webフォームにてお問い合わせいただければ、法人・施工業者様向けに即日見積に対応いたします。 所在地は東京都台東区台東2-4-11です。
見積フォームへ進む →品番・型式がわからない場合でも相談できますか?
はい、用途・使用環境・必要な特性(可動部か固定部か、映像用か信号用かなど)をお教えいただければ、適切な型式をご提案いたします。 お気軽に見積フォームでメールにてご相談ください(松本電業株式会社)。
見積フォームへ進む →サンプルや技術資料は入手できますか?
サンプルや技術資料のご手配についてもご相談承ります。 見積フォームにてご連絡いただくか、松本電業株式会社(東京都台東区台東2-4-11)までお問い合わせください。
見積フォームへ進む →高力ケーブルは通常の電線とどう違いますか?
導体に独自の高力銅合金を使用しており、繰り返し曲げに対する強さが通常の銅線より格段に優れています。 ロボットの旋回部やケーブルキャリアなど、繰り返し動く箇所での断線リスクを抑えられます。 選定のご相談は見積フォームまでお気軽にどうぞ。
見積フォームへ進む →計装・FAケーブルの型式が分からない場合でも相談できますか?
はい、用途・設置環境(固定部か可動部か)・信号の種類をお教えいただければ、適切な型式をご提案いたします。 見積フォームにてお気軽にご相談ください。
見積フォームへ進む →放送用ケーブルの型式選定はどのように進めればよいですか?
映像用・音声用・電源用のいずれか、また敷設環境(固定・仮設)をお教えいただければ、適切な型式をご案内します。 見積フォームからお問い合わせください。
見積フォームへ進む →Coaxpress対応の同軸ケーブルは扱っていますか?
はい、産業用カメラの高精細映像伝送に使われるCoaxpress対応品も取り扱っております。 必要な伝送距離・帯域をお教えいただければ適切な型式をご案内します。見積フォームからお問い合わせください。
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