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自動火災報知設備の感知器・受信機が廃番になり、後継品で更新したい

自動火災報知設備の更新は「既設と同じメーカーの現行型番に置き換える」のが基本です。 ニッタンは公式の感知器新旧確認表で光電式スポット型1KH3→CK1B-015、2KH3→CK2B-016、P端子付1KH3-P→PK1B-P-020、 受信機はRXN-621→RXN-640、1PM2シリーズ→1PM3/1PV0を案内し、ホーチキは公式FAQで煙感知器SLR-□型→SLV-□型、熱感知器DSC-□型→DSV-□型、 P型1級受信機RPP-ABW□型→RPV-AAW□型を案内しています。 ただし感知器・受信機は消防法の検定対象品で、受信機との組み合わせ(同一メーカー系統、アナログ式は世代)や既設ベース・配線の流用可否によって選べる型番が変わり、 交換後は消防設備士等による点検と報告が必要です。現行型番(検定番号)・受信機の型式・建物の用途をお知らせいただければ、後継の選定と見積を行います。

どんな状況で起きるか

ビル・工場・共同住宅の自動火災報知設備で、消防設備点検で感知器の不良を指摘された、受信機が故障した、 あるいはメーカーから生産終了の案内が届いた、という状況です。 ホーチキの公式サポート表では光電式SLR-2K型が1996年製造開始・2004年生産販売終了・2014年サポート期間終了、 受信機RPP-ABW型は1997年製造開始・2016年生産販売終了・2026年サポート期間終了と整理されており、 補修用部品の保有は生産・販売終了後およそ10年が目安と案内されています。それを過ぎると修理できず設備全体の更新になることがあり、 「感知器だけ現行品に替えればよいのか」「受信機ごと更新が必要か」が最初の分かれ目になります。

選定・見積に必要な情報

製品候補

煙感知器・熱感知器(同一メーカーの現行型番)

ニッタンの感知器新旧確認表(2026年5月8日版)では、1KH3(感第1〜26号)→CK1B-015(感第2020〜15号)、2KH3→CK2B-016、3KH3→CK3B-017は2端子ベース(B2-C/CX2B-001)、 外部制御用P端子付の1KH3-P→PK1B-P-020、2KH3-P→CK2B-P-032、3KH3-P→PK3B-P-022は3端子ベース(B3-J/CX3B-002)が適合ベースとして併記されています。 ホーチキは公式FAQで光電式SLR-□型→SLV-□型、差動式DSC-□型→DSV-□型を現行型番として案内していますが、「仕様によっては後継に該当しない型番がある」と明記され、 S端子付などのオプション仕様は個別確認です。能美防災は機器図面データページに生産中止品(FDK246型など)が明記されていますが後継の対応関係は公式に示されていないため、 現行のFDKJ256N型等への更新は受信機との組み合わせを確認して選定します。

候補メーカー: ニッタン 、ホーチキ 、能美防災

代表的な型番: 1KH3、2KH3-P、SLR-2K、DSC-2、FDKJ256N-R型

アナログ式感知器(R型・GR型システム用)

ニッタンの光電アナログ式スポット型感知器AKCは2019年1月末日に生産終了し、後継RKAM-P-001が案内されていますが、 公式通知に「一部旧製品の受信機には接続できません」と明記されています。アナログ式は受信機側の世代と対で選ぶ必要があり、 GR型受信機RXN-621(2023年11月末日生産終了、後継RXN-640)のように受信機側も更新時期を迎えていることがあるため、 感知器単体ではなく受信機の型式と併せて確認します。

候補メーカー: ニッタン

代表的な型番: AKC、RKAM-P-001、RXN-621、RXN-640

感知器ベース・共同住宅用感知器(外形が変わる更新)

ニッタンのアナログ式差込式3端子ベースB3-K・B3-Kクロと多信号用B3-Lは2022年12月末日に生産終了し、代替はCX3B-002/CX3B-002クロです。 共同住宅用の定温式TCF5-65-L(外形Φ95)→KCTD-65-023(Φ80)、差動式2SF5-L→KS2D-025のように現行品は旧型より外形が小さくなるため、 新旧確認表では化粧プレートCK-22-1(Φ105)の取付けが推奨されています。天井の跡や取付穴が見える更新では化粧プレートまで見積に含めます。

候補メーカー: ニッタン

代表的な型番: B3-K、CX3B-002、TCF5-65-L、KCTD-65-023

P型・GR型受信機

ニッタンはP型1級受信機1PM2シリーズ(火報・複合・地図式など)を2020年12月末日で生産終了し後継は1PM3・1PV0、 P型2級複合受信機2PF2-5BT3/5BT5は2019年11月末日で生産終了し後継は2PM0-5Y5-A/Bと公式通知で案内しています。 ホーチキは公式FAQでP・GP型1級受信機RPP-ABW□型→RPV-AAW□型(□は回線数)を案内し、「既設設備にオプション機能が搭載されている場合は型番が異なる」と注記しています。 同社の補修用部品供給対応サポート表(2026年5月1日現在)ではRPP-ABW型は2016年生産販売終了・2026年サポート期間終了で、 能美防災の図面データページでもFAPJ105N型等が生産中止と表示されています。受信機の更新は回線数・連動制御・非常放送との連携まで含めて構成を決めます。

候補メーカー: ニッタン 、ホーチキ 、能美防災

代表的な型番: 1PM2-nLA、2PF2-5BT3、RPP-ABW10、RPV-AAW10、FAPJ106N-B1-30L

自動火災報知設備の感知器・受信機が廃番になり、後継品で更新したいの見積・ご相談はお気軽にお問い合わせください

型番と数量を入力するか、手書きメモや型番リストの写真・PDFを送れます。 日程を決めて相談したい場合は、打ち合わせの枠をその場で押さえられます。

FAX 03-3833-6434 平日 9:00〜17:00

法人・施工業者向け / 1本〜大量ロット対応

よくある質問

他メーカーの感知器を今の受信機につないでもよいですか?

感知器・受信機はいずれも消防法の検定対象品(型式承認と型式適合検定)で、ベース形状・端子数・作動表示・自動試験や遠隔試験の機能、 アナログ式の通信方式はメーカー系統ごとに異なります。ニッタンのAKC後継品のように同一メーカーでも旧受信機に接続できない例があるため、 基本は既設と同じメーカーの現行型番で選定し、点検業者と受信機側の適合を確認したうえでご案内します。

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「型式失効」と言われました。すぐ交換しないといけませんか?

型式失効は規格の改正で旧型式の承認が効力を失う制度で、日本消防検定協会の「失効状況検索」で型式番号(感第○号・受第○号)から 失効の有無と「設置上の特例期限」を確認できます。交換が必要になる時期は建物の用途(特定防火対象物かどうか)と特例期限で変わるため、 消防設備点検の業者または所轄消防署に確認したうえで、後継型番の選定と見積を進めます。

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感知器を交換したあと、何か手続きは必要ですか?

消防法第17条の3の3により、防火対象物の関係者は消防用設備等を定期に点検し結果を報告する義務があり、 機器点検は6か月に1回、総合点検は1年に1回、報告は特定防火対象物で1年に1回、それ以外は3年に1回です。 延べ面積1,000㎡以上の特定防火対象物などでは消防設備士または消防設備点検資格者による点検が必要です。 交換後は受信機での作動確認と点検票への反映が必要になるため、点検業者と日程を合わせて手配することをおすすめします。

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参考資料・出典

・ 編集: 電材サーチ編集部(編集・出典ポリシー)。 後継・代替の対応はメーカー公式情報を当サイトが整理した目安で、互換保証ではありません。仕様・寸法は公式資料と現物で確認してください。

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