電力⇔電流 換算シミュレーター(kW⇔A)
電源方式・電圧・力率を選ぶだけで、電力(kW)から電流(A)を、逆方向もその場で換算します。
皮相電力(kVA)も同時に表示。ブレーカー容量や電線サイズを検討する前の基本計算にお使いください。
① 計算条件を入力
V
kW
※電熱器・白熱灯はほぼ1.0、モーター(誘導電動機)は0.7〜0.85程度が目安です。カタログに記載があればその値を使ってください。
※モーターの「定格出力(軸出力)kW」から入力電流を求める場合のみ、モーター効率(例:85%)を設定します。消費電力(入力kW)を使う場合は100%のままにしてください。
② 換算結果
電流(線電流)
13.35 A
皮相電力
4.63 kVA
いま使っている計算式
次のステップ:この電流で電線サイズ(sq)を選ぶ → I = P × 1000 ÷ (√3 × V × cosφ × η)
【換算式の根拠(電気の基本式)】
- 単相: P(W) = V × I × cosφ ⇔ I = P ÷ (V × cosφ)
- 三相: P(W) = √3 × V × I × cosφ ⇔ I = P ÷ (√3 × V × cosφ)(Vは線間電圧、Iは線電流)
- 皮相電力: S(VA) = V × I(単相)、S = √3 × V × I(三相)
- ここで求めた電流をもとに、許容電流チェックツールで電線サイズを、電圧降下計算で配線長の妥当性を確認できます。
計算例と適用範囲
三相平衡・線間電圧200V・入力電力3.7kW・力率0.80・効率100%では、3700 ÷ (√3 × 200 × 0.80) ≒ 13.35A、皮相電力は約4.63kVAです。
定常状態の交流回路を簡易計算します。三相不平衡、高調波を含む電流、モーター始動電流、直流回路の計算には適用しません。軸出力を入力するときは効率を指定し、消費電力を入力するときは効率100%とします。
計算結果だけで電線・遮断器を確定できません。布設条件、周囲温度、電圧降下、短絡電流、保護協調、機器メーカーの指定を確認してください。
計算した電流値に合うブレーカー・電線の手配はお任せください
求めた電流値に対応する配線用遮断器(MCCB)・漏電遮断器や、CV・VVFなどのケーブルを現場単位で一括見積もりいたします。
「この負荷に合うブレーカーと電線をセットで揃えたい」という電気工事店様は、お気軽にご相談ください。
計算の根拠・出典
単相は P = V×I×cosθ、三相は P = √3×V×I×cosθ の関係式で電力(kW)と電流(A)を相互に換算し、皮相電力(kVA)も併記します。
- テラル株式会社 FAQ No.10965「三相誘導電動機の消費電力はどうやって計算しますか?」(2020-11-17更新、2026-09-09確認。三相交流の入力電力の式)
- 内線規程 JEAC 8001(一般社団法人 日本電気協会)(電動機回路の電流の目安)
- 負荷機器のメーカー銘板・技術資料(定格電流・力率)