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設計・理論

高調波

よみがな:コウチョウハ

言葉の定義

基本波(50Hz/60Hz)の整数倍の周波数を持つ歪んだ交流電流成分。インバータや整流器などの非線形負荷から発生する。

現場実務での意味・解説

高調波電流が系統に流出すると、電力用コンデンサの過熱・破損、直列リアクトルの異音、電子機器の誤動作、変圧器の損失増加を引き起こす。また、第3次高調波などは単相3線式や三相4線式の中性線に集中し、過熱を引き起こす原因となる。高圧・特別高圧需要家には「高圧又は特別高圧で受電する需要家の高調波抑制対策ガイドライン」(1994年9月制定、2004年1月改正)が流出高調波電流の上限を定め、2004年の改正以降は汎用インバータ・サーボアンプ単体が全容量範囲で計算対象になっている。計算方法はJEM-TR 201、対策の技術指針はJEAG 9702-2023。機器の限度値は入力電流20A以下でJIS C 61000-3-2による。

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